肝煎る(読み)キモイル

デジタル大辞泉 「肝煎る」の意味・読み・例文・類語

きも‐い・る【肝煎る】

[動ラ五(四)]世話をする。取り持つ。
足下婦人一名―・って貰いたいのじゃが」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「肝煎る」の意味・読み・例文・類語

きも‐い・る【肝煎】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙
  2. きも(肝)を煎(い)る
    1. [初出の実例]「ころぶも恥にならぬ雪ふり〈其角〉 忍ぶこひ身につまされて肝(キモ)らん遠水〉」(出典:俳諧・雑談集(1692)下)
  3. きも(肝)を煎(い)る
    1. [初出の実例]「まへかどわらはをきもいられたおかたが御ざ有程に」(出典:虎明本狂言・石神(室町末‐近世初))

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