肩背村(読み)かたせむら

日本歴史地名大系 「肩背村」の解説

肩背村
かたせむら

[現在地名]瀬戸町肩背

すな川東方の盆地東端に位置し、西は江尻えじり村、北は坂根さかね村・南方みなみがた村と山境。村の北部に八町余の御林があり、枝村は伏間ふすま中津山なかつさん(備前記)。古代磐梨いわなし郡肩背郷(和名抄)の遺称地。慶長一〇年(一六〇五)備前国高物成帳(備陽記)の肩背郷に村名がみえ、寛永備前国絵図では高九四二石余。「備陽記」によると山寄りの集落で、岡山京橋(現岡山市)まで道程四里、田畠六四町八反余、家数一一五・人数六九六、池九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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