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肺囊胞症 はいのうほうしょうcystic lung disease

世界大百科事典 第2版の解説

はいのうほうしょう【肺囊胞症 cystic lung disease】

囊胞性肺疾患ともいい,単一の疾患ではなく,炎症や腫瘍などによる直接的な肺組織の破壊によらずに,肺内に異常空間の生じる一連の疾患群をいう。この点で肺内に生じた病変が壊死に陥り,それが排出されて生じる空洞cavityとは異なる。囊胞の壁が何によっているかで肺胞性と気管支性に分けられる。肺胞性囊胞は,肺胞壁の破壊によって隣接する肺胞が癒合し囊胞を形成し,内壁は肺胞上皮細胞で囲まれている。これには肺の内部にできるブラbulla,胸膜直下にできるブレブblleb,進行性巨大気胞性囊胞progressive giant bullaおよび巨大空胞pneumatoceleがある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報