肺尖(読み)はいせん

精選版 日本国語大辞典 「肺尖」の意味・読み・例文・類語

はい‐せん【肺尖】

〘名〙
肺臓上部の尖端部。鈍円形で鎖(さ)骨上方二~三センチメートルに突出する。
檸檬(1925)〈梶井基次郎〉「私は肺尖を悪くしてゐて」
時事新報‐明治三九年(1906)八月四日去月より肺尖を併発し」

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デジタル大辞泉 「肺尖」の意味・読み・例文・類語

はい‐せん【肺×尖】

肺の上部の部分。円錐状の頂をつくり、鎖骨を越えて突出している。

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