家庭医学館 「胃損傷」の解説 いそんしょう【胃損傷 Stomach Laceration】 [検査と診断] 腹部X線撮影、CT、超音波検査(エコー)を行なうと、胃からもれた空気の像(フリー・エア、遊離ガス像)が写ることから診断できることが多いものです。胃に内容物がたまっているときのほうが、空(から)のときよりおこりやすいものです。 [治療] 受けた損傷の状態によって治療法が異なります。 単純な損傷の場合は開腹し、傷の部分を縫合(ほうごう)します。胃管により、内容物を持続的に排出させる保存的療法もあります。 出典 小学館家庭医学館について 情報