日本歴史地名大系 「胆振鉄道」の解説 胆振鉄道いぶりてつどう 北海道:後志支庁胆振鉄道後志支庁の南東部にある虻田(あぶた)郡喜茂別(きもべつ)町と同郡京極(きようごく)町を結んだ鉄道。大正一三年(一九二四)三月胆振鉄道株式会社が両町間の鉄道建設の許可を取得、昭和二年(一九二七)一月から着工、同三年一〇月に開業した。延長一一キロで、南京極(みなみきようごく)、留産(るうさん)・西喜茂別(現喜茂別町)の三停車場が設置された。倶知安(くつちやん)―京極間の京極線に連絡し、沿線の農産物・林産物、太刀川(たちかわ)鉱山の鉱石を搬出するのが目的であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by