背白浮塵子(読み)セジロウンカ

デジタル大辞泉 「背白浮塵子」の意味・読み・例文・類語

せじろ‐うんか【背白浮子】

ウンカ科の昆虫。体は4ミリほどで、淡黄色で黒斑があり、はね半透明夏季に発生し、夏ウンカとよばれ、稲の大害虫。

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精選版 日本国語大辞典 「背白浮塵子」の意味・読み・例文・類語

せじろ‐うんか【背白浮塵子】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目ウンカ科の昆虫。体長約四ミリメートル。背面は黒く、胸部背面に一本の太い黄白色のすじがある。はねは半透明。成虫は七、八月ごろ水田に発生し、幼・成虫ともに稲の汁液を吸う。ナツウンカとも呼ばれ、アキウンカ(トビイロウンカ)とともに稲の大害虫として有名。日本各地のほかアジアに広く分布する。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「背白浮塵子」の解説

背白浮塵子 (セジロウンカ)

学名Sogata furcifera
動物。ウンカ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の背白浮塵子の言及

【ウンカ】より

…種によっては,夜間に灯火にひかれて人家に飛来することもある。 ウンカの中で,セジロウンカ,トビイロウンカ,ヒメトビウンカLaodelphax striatellus(イラスト)はイネの大害虫として著名である。セジロウンカSogatella furcifera(イラスト)は7~8月に発生のピークがあるので〈夏ウンカ〉と呼ばれ,トビイロウンカNilaparvata lugens(イラスト)は9~10月に大発生するので〈秋ウンカ〉と呼ばれる。…

※「背白浮塵子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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