胸を摩る(読み)ムネヲサスル

デジタル大辞泉 「胸を摩る」の意味・読み・例文・類語

むねさす・る

痛み怒りを抑える。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胸を摩る」の意味・読み・例文・類語

むね【胸】 を 摩(さす)

  1. 怒りをおさえる。不満に思う気持を胸の中におさえつける。
    1. [初出の実例]「いよいよ気をそむきて脇差に手は掛しが、爰が思案とおさめて、〈略〉足を延し胸(ムネ)をさすりて」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)二)

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