胸叩(読み)むねたたき

精選版 日本国語大辞典 「胸叩」の意味・読み・例文・類語

むね‐たたき【胸叩】

  1. 〘 名詞 〙 歳末門付(かどづけ)一種節季候(せきぞろ)の類。胸をたたきながら「せきぞろせきぞろ」などと唱えて米銭を乞い歩いたところからいう。《 季語・冬 》
    1. 胸叩〈三十二番職人歌合〉
      胸叩〈三十二番職人歌合〉
    2. [初出の実例]「右 むねたたき 宿ごとに春参らんと契りしは花のためなるむねたたき哉」(出典:三十二番職人歌合(1494頃)八番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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