能楽寺(読み)のうらくじ

日本歴史地名大系 「能楽寺」の解説

能楽寺
のうらくじ

[現在地名]西城町平子

西城川南東の中平子なかひらこにあり、豊饒山と号し、曹洞宗本尊聖観音。「芸藩通志」に「もと久代村にあり、宮高盛此を栗村に移す、宮氏栗村を去つて殆廃す、慶長年間僧白翁、中興して此村(平子村)に建つ」とみえる。天文二年(一五三三)宮氏七代高盛のとき、久代くしろ(現東城町)から栗の物見くりのものみまる東に能楽寺を移し、周光座元を住職としたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む