脈を引く(読み)みゃくをひく

精選版 日本国語大辞典 「脈を引く」の意味・読み・例文・類語

みゃく【脈】 を 引(ひ)

  1. みゃく(脈)を取る
    1. [初出の実例]「お国御前が寝間近く差寄り脈を引く事あり」(出典:歌舞伎・阿国御前化粧鏡(1809)四立)
  2. 見込みがあるかどうかを探る。それとなく相手の心を探る。相手の気を引く。
    1. [初出の実例]「狐の脈を強飯で引」(出典:雑俳・雲鼓評万句合‐寛延二(1749))
  3. あるものを源として、そこから受けつぐ。
    1. [初出の実例]「芝崎なる町名は素(も)と大手町停留場の辺を神田郷芝崎村と称したのから脈(ミャク)を引(ヒ)いて居る」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む