脊弧海盆玄武岩(読み)はいこかいぼんげんぶがん(その他表記)back-arc basin basalt

岩石学辞典 「脊弧海盆玄武岩」の解説

脊弧海盆玄武岩

沈み込み帯の脊弧地域で海洋底拡大が起こると縁海が生じ脊弧海盆が形成される.この脊弧海盆の地殻を構成する玄武岩で,この活動の始めには高アルミナ玄武岩類が形成される.最初は浅海性の噴火が起こり,引き続きハイアロクラスタイト(hyaloclastite)が枕状熔岩塊状熔岩流の間に挟まれて産出する[地学団体研究会 : 1996].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む