高温のマグマが十分な量の水に急に接すると,急冷収縮してばらばらに破砕した岩片の集りができる。破砕にはマグマ自身が減圧のために気相がはげしく分離し発泡する効果もきく。このようにしてできた火山砕屑物(さいせつぶつ)層をハイアロクラスタイト(水砕岩)という。ハイアロクラスタイトは海底,湖底,氷河底の火山活動に伴ってできる。ただし玄武岩質マグマでは噴出量が多く,マグマ中に含まれる揮発性成分がとぼしいためにハイアロクラスタイトにはならずに枕状溶岩ができることがある。日本列島は新第三紀には広く海面下にあり,火山活動も活発だったので,新第三紀層にハイアロクラスタイトが多く含まれる。ハワイ島のような海洋火山島の海面下の浅い部分やアイスランドの氷河底火山にもハイアロクラスタイトが多い。
執筆者:宇井 忠英
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…これを溶結凝灰岩とよぶ。玄武岩質または安山岩質マグマが海水やそのほかの水や氷と接して急冷されて生じたガラス質の破片を,特にハイアロクラスタイトhyaloclastiteとよぶ。火山火成岩【永原 裕子】。…
…これを溶結凝灰岩とよぶ。玄武岩質または安山岩質マグマが海水やそのほかの水や氷と接して急冷されて生じたガラス質の破片を,特にハイアロクラスタイトhyaloclastiteとよぶ。火山火成岩【永原 裕子】。…
…厚い塊状の溶岩流や溶岩円頂丘,降下火砕物や火砕流堆積物として産出する。水底に噴出した場合はハイアロクラスタイトや水底火砕流堆積物となる。日本では新第三紀および第四紀の火山岩類中に多産する。…
※「ハイアロクラスタイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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