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脊柱側彎症 せきちゅうそくわんしょう

百科事典マイペディアの解説

脊柱側彎症【せきちゅうそくわんしょう】

脊柱がねじれを伴って側方に湾(彎)曲(わんきょく)する状態をいう。先天性のものは,脊椎癒合(ゆごう)症や椎体のゆがみなどの先天性変形がもとになって起こる。後天性のもののうち,脊髄神経麻痺(まひ)や背筋麻痺,骨系統疾患などが原因で側彎が起こることもあるが,多くは小学校高学年から中学生にかけてみられる,原因不明の側彎である。骨の成長期に,不自然な姿勢を長時間持続したり,重いものを片側に持つなども誘因と考えられている。自覚症状がないため,肩の高さの左右差,肩甲骨の高さの左右差,骨盤の傾き(ウエストラインが水平にならない)などで発見されることが多い。重症になると心臓や肺が圧迫されるので,早期に矯正装具を装着した上で側彎症体操を行う,あるいは牽引(けんいん)やギプス固定などによる。一般に50度以上の湾曲は手術が必要となる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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