脱アルキル(読み)ダツアルキル

化学辞典 第2版 「脱アルキル」の解説

脱アルキル
ダツアルキル
dealkylation

有機化合物中のアルキル基がもとの分子から脱離する反応をいう.エチルシクロヘキサンを例にとると,脱離には(1)のように水素添加分解が起こる場合と,(2)のようにパラフィンオレフィンに分解する場合とがある.

O,S,N,および金属に結合したアルキルの場合にも,加水分解水素添加分解,熱分解によって脱アルキル化が起こる.水素添加の例としては,トルエンと水素をCrO3-Al2O3,MoO3-CoO-Al2O3,MgO-Al2O3などの触媒を用いて約600~700 ℃,20~50 atm で処理すると(接触法),ベンゼンメタンになる.石油化学,コールタール工業では,このような接触法または非接触法によって,アルキルベンゼン,アルキルナフタレンからベンゼン,ナフタレンなどを製造している.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む