脳病院(読み)ノウビョウイン

精選版 日本国語大辞典 「脳病院」の意味・読み・例文・類語

のう‐びょういんナウビャウヰン【脳病院】

  1. 〘 名詞 〙 精神病院を俗にいった語。
    1. [初出の実例]「このゆふべ脳病院の二階より墓地見れば花も見えにけるかな」(出典:赤光(1913)〈斎藤茂吉〉狂人守)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の脳病院の言及

【精神病院】より

…精神障害者の治療・保護の目的でつくられ,入院と通院設備を備えた施設をいう。以前には瘋癲(ふうてん)院,癲狂院,脳病院などの名称が用いられたが,現今は精神病院と称せられる。
[歴史]
 精神障害者の収容施設の歴史は古いが,記録に残る最古のものは491年エルサレムに開設されたものとされている。…

※「脳病院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む