腎兵衛(読み)じんべえ

精選版 日本国語大辞典 「腎兵衛」の意味・読み・例文・類語

じんべえジンベヱ【甚兵衛・甚平】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 袖無し羽織。甚兵衛羽織を着物仕立としたもの。丈はやっと膝がかくれるくらいで、前に付け紐がある。夏の室内着に使う。なお、現在はもっぱら夏の男子の家庭着をいい、半袖または筒袖のひとえ。じんべい。じんべ。じにべ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「げさくでも・甚兵衛に惚て脱ぬ妾」(出典:雑俳・手ひきぐさ(1824))
  3. ② ( 「腎張りな者」の意。「腎兵衛」とも ) 好色な人、精力の強い人を人名のように表わしていう語。
    1. [初出の実例]「甚兵衛が女房とうとう泣殺し」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)二)

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