腎門脈系(読み)じんもんみゃくけい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「腎門脈系」の意味・わかりやすい解説

腎門脈系
じんもんみゃくけい

脊椎(せきつい)動物の静脈系の一つ。体の後部より帰る静脈の1枝が腎臓に入り、尿細管の周囲で毛細血管網を形成したのち、腎静脈として腎臓から出る静脈系である。普通、血液は心臓から押し出され、動脈、毛細血管、静脈を経てふたたび心臓に戻るが、腎門脈系では二度毛細血管を通過して再吸収に参加することになる。魚類両生類にはみられるが、爬虫(はちゅう)類では退化を始め、鳥類では退化が著しい。哺乳(ほにゅう)類では腎門脈系は胎児期にのみ存在する。

[内堀雅行]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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