腐れる(読み)クサレル

デジタル大辞泉 「腐れる」の意味・読み・例文・類語

くさ・れる【腐れる】

[動ラ下一][文]くさ・る[ラ下二]腐敗する。腐る。
「家々の前の狭い浅い溝には、―・れた水がチョロチョロと流れて」〈啄木鳥影
[補説]中世ごろに、四段活用から派生し、現在では、「ふてくされる」などの複合語の形で用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「腐れる」の意味・読み・例文・類語

くさ・れる【腐】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]くさ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙くさる(腐)
    1. [初出の実例]「くぢらの死てくされたるがごとく」(出典:日蓮遺文‐千日尼御返事(1280))
    2. 「芭蕉あるじの蝶丁(たたく)見よ〈其角〉 腐(クサ)れたる俳諧犬もくらはずや〈芭蕉〉」(出典:俳諧・虚栗(1683)下)
    3. 「くされても鯛じゃ」(出典:洒落本・郭中掃除雑編(1777))
    4. 「オヤいやだのう。ながしがくされていいす」(出典:洒落本・吉原帽子(1804‐18)二)
    5. 「おたがひに顔をみるだけでも気がくされてしまひ」(出典:続あにいもうと(1934)〈室生犀星〉)

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