腕骨(読み)ウデボネ

デジタル大辞泉 「腕骨」の意味・読み・例文・類語

うで‐ぼね【腕骨】

腕の骨。わんこつ。
腕の力。腕力。また、腕前
「鉢巻き、たすき、尻からげ、―試し、力試し」〈浄・博多小女郎

わん‐こつ【腕骨】

手首の骨。手根骨しゅこんこつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腕骨」の意味・読み・例文・類語

うで‐ぼね【腕骨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 腕の骨。わんこつ。転じて、腕そのもの。
    1. [初出の実例]「私が毒手毒なうでぼねをあきあったぞ」(出典:玉塵抄(1563)四〇)
  3. 腕力。うでまえ。
    1. [初出の実例]「もし此うちのわかとのばらのうでぼねつよき人あらば、此きん時とそっとさわぎくらべし給へかし」(出典:浄瑠璃・四天王むしゃ執行(1659)三)

わん‐こつ【腕骨】

  1. 〘 名詞 〙 手首のほね。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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