腰布団(読み)コシブトン

デジタル大辞泉 「腰布団」の意味・読み・例文・類語

こし‐ぶとん【腰布団】

冷えないように腰にあてる小さな布団。ひものついた長方形のもの。 冬》

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精選版 日本国語大辞典 「腰布団」の意味・読み・例文・類語

こし‐ぶとん【腰蒲団】

  1. 〘 名詞 〙 冷えないように腰にあてて用いる小さな蒲団。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「小鼻も目肉(めじし)も落ちて、髪も多少(いくらか)抜けてゐた。腰蒲団など当てて、足がまだよろつくやうであった」(出典新世帯(1908)〈徳田秋声二九)

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