腰支(読み)ようし

精選版 日本国語大辞典 「腰支」の意味・読み・例文・類語

よう‐しエウ‥【腰支・腰肢】

  1. 〘 名詞 〙 腰つき。また、腰。こしばせ。
    1. [初出の実例]「たをやかなる支のこしはせ細々許とささやかなり」(出典:陽明文庫本遊仙窟貞和嘉慶点(1349‐89))
    2. [その他の文献]〔廋肩吾‐詠美人詩〕

こし‐ばせ【腰支】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ばせ」は接尾語 ) 腰つき。また、腰。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「蕣染(あさがほそめ)大振袖。ぬき鮫の大小、此取まはしの小細(ささやかなる)(コシバセ)」(出典:浮世草子男色大鑑(1687)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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