腹を探る(読み)ハラヲサグル

関連語 洒落本 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「腹を探る」の意味・読み・例文・類語

はら【腹】 を 探(さぐ)

  1. 腹を診察する。
    1. [初出の実例]「相公令腹、無殊事、風所生之腹病也」(出典明月記‐嘉祿二年(1226)八月九日)
  2. それとなく人の意中をうかがう。
    1. [初出の実例]「いたくもねへはらをさぐられるよりか」(出典:洒落本・滑稽吉原談語(1802)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android