腹心の病(読み)フクシンノヤマイ

デジタル大辞泉 「腹心の病」の意味・読み・例文・類語

ふくしん‐の‐やまい〔‐やまひ〕【腹心の病】

《「春秋左伝」哀公六年から》腹部胸部など、身体の重要な部分の重い病気。深刻な悩みのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「腹心の病」の意味・読み・例文・類語

ふくしん【腹心】 =の 病(やまい)[=の患(わずら)い・=にある病(やまい)

  1. 腹または心にある重い病。救いがたい憂い。深刻な悩み。
    1. [初出の実例]「晉は瘡痏にして、越は腹心(フクしん)の病也」(出典太平記(14C後)一〇)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐哀公六年〕

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