腹毛虫類(読み)ふくもうちゅうるい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「腹毛虫類」の意味・わかりやすい解説

腹毛虫類
ふくもうちゅうるい

袋形(たいけい)動物門の一綱Gastrotrichaを構成する動物群。毛遊類と帯虫類の2目からなり、腹毛類ともよばれる。前者は主として淡水に生息し外形がイタチ状であるためイタチムシ類と総称され、後者はもっぱら海水中で生活し、外形が帯状であるためオビムシ類と総称される。体の腹面に繊毛域を有するため袋形動物門中では祖先型とみなされ、扁形(へんけい)動物のウズムシ類からオビムシ類が分化し、海ではそれが環形動物原始環虫類へ進化、淡水域ではイタチムシ類から線虫類と輪毛虫類に進化した、と考えられている。

[鈴木 實]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 ( 牽牛と織女の別れを悲しむ涙雨の意 ) 陰暦七月七日に降る雨。せいるいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「歳時雑記曰、〈略〉七日雨、則曰二洒涙雨一」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)七...

洒涙雨の用語解説を読む