環形動物門の1綱で、もっとも体の構造が簡単な動物群。原始環虫類Archiannelidaは多毛類の退化したものか、あるいは幼形のまま発達の止まったものと考えられている。体は細長く、大きな種類で体長8センチメートル、小形の種類では5ミリメートルほどにしかならない。体節は体内で発達していて、外からはっきりしない場合が多い。頭には2、3本の感触手、眼点、感触器などがあり、おのおのの体節には小さないぼ足と剛毛がある。いぼ足をもたない種類もあるが、それらは腹側に並んでいる繊毛で滑るように移動する。一般に雌雄異体。幼生はトロコフォラから変態しながら体節が増加し、後端部が長くなった幼生をロベーン幼生という。食物としては砂の中の微小藻類を食べる。世界で90種ほど知られ、大部分が海岸の砂の中にすむが、地下水、泉、洞窟(どうくつ)などからも発見されている。干潮線の砂地にはムカシゴカイがよくみられ、刺激すると体を螺旋(らせん)状に巻く。
[今島 実]
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...