腹脹れ(読み)ハラハレ

デジタル大辞泉 「腹脹れ」の意味・読み・例文・類語

はら‐はれ【腹×脹れ/腹腫れ】

腹がふくれていること。また、その人。〈日葡
金持ち。多く、ののしっていう。
中京なかぎゃう分限者ぶげんしゃの―どもが」〈浮・胸算用・二〉

はら‐ふくれ【腹×脹れ/腹膨れ】

《「はらぶくれ」とも》「はらはれ2」に同じ。
「百万両分限とよばれたる大の―あり」〈黄・見徳一炊夢〉

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精選版 日本国語大辞典 「腹脹れ」の意味・読み・例文・類語

はら‐ふくれ【腹脹・腹膨】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はらぶくれ」とも )
  2. 腹がふくれること。腹がふくれていること。また、その人。
    1. [初出の実例]「坡言は、我れ物を多食を、あらはらふくれやと云て」(出典:四河入海(17C前)一四)
  3. 富豪。かねもち。はらはれ。
    1. [初出の実例]「大町人の腹(ハラ)ふくれどもは」(出典談義本・当世穴穿(1769‐71)三)

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