腹膜のしくみ(読み)ふくまくのしくみ

家庭医学館 「腹膜のしくみ」の解説

ふくまくのしくみ【腹膜のしくみ】

 腹壁の内側は、薄い膜でおおわれています。この膜を壁側腹膜(へきそくふくまく)といいます。
 また、胃、腸、肝臓胆嚢(たんのう)、膵臓(すいぞう)などの腹腔(ふくくう)内に存在する臓器も薄い膜で包まれています。この膜を臓側腹膜(ぞうそくふくまく)といいます。
 壁側腹膜、臓側腹膜と名称は異なりますが、じつは一続きになった1枚の膜です(図「腹膜のしくみ(腹部の横断面)」)。
 腸を包む腹膜は、2層の膜が向き合った格好をしています。この部分を腸間膜(ちょうかんまく)といいます。
 この腹膜の表面積は、1.7~2m2にも達し、からだの表面積に等しいといわれています。
 壁側腹膜と臓側腹膜との間にはすき間があって、腹膜腔(ふくまくくう)といい、少量のサラサラとした液体漿液(しょうえき))が存在します。この漿液が潤滑油役目をするので、臓器どうしの摩擦(まさつ)が少なくてすむのです。

出典 小学館家庭医学館について 情報

関連語 腹部

「アサーション」(assertion)とは、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つで、「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです...

アサーションの用語解説を読む