膜翅目(読み)まくしもく

精選版 日本国語大辞典 「膜翅目」の意味・読み・例文・類語

まくし‐もく【膜翅目】

  1. 〘 名詞 〙 昆虫類一目。最近はハチ目と呼ぶことが多い。ハチ類とアリ類を含む。ふつう、一対大形の前翅と小形の後翅をもつ。翅は、ともに透明膜質口器は主に咀嚼型。完全変態する。世界各地に分布し、寄生生活社会生活を営むものも多く、約一〇万種知られている。日本からは約四五〇〇種が知られる。〔日本昆虫学(1898)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む