普及版 字通 「臚」の読み・字形・画数・意味
臚
20画
[字訓] つらねる・はだ・かわ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は盧(ろ)。〔説文〕四下に「皮なり」とし、重文として膚をあげている。臚の声義に二あり、一は(旅)と通じて旅陳の意に用い、一は膚と通じて皮膚の意に用いる。〔説文〕に臚の籀文(ちゆうぶん)として膚に従う字をあげているが、あるいはもと盧声の字と、膚声の字と、両字があったのかも知れない。
[訓義]
1. つらねる、つらなる、順序にならべる、ついでる。
2. つたえる、つげる。
3. おこなう、やる。
4. 旅と通じて、祭の名。
5. 膚と通じて、はだ、かわ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕臚 ホヨム
[語系]
臚・liaは同声、通用の字である。
[熟語]
臚▶・臚言▶・臚句▶・臚唱▶・臚情▶・臚人▶・臚岱▶・臚陳▶・臚伝▶・臚布▶・臚列▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報