自主開発油田

共同通信ニュース用語解説 「自主開発油田」の解説

自主開発油田

日本の石油開発企業などが権益を持つ油田。生産する合弁会社への出資比率や産油国の法制度に従い、引き取り量が割り当てられる。紛争や自然災害など緊急時にも原則、一定量を引き取れるため、エネルギー安全保障に役立つ。自主開発油田からの引き取り分は、石油・天然ガスの輸入量と国内生産量の合計に占める割合が2016年度は27・4%だった。政府は30年に40%とする目標を掲げており、中東に偏っている権益の多角化が課題だ。

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