自他共に許す(読み)ジタトモニユルス

デジタル大辞泉 「自他共に許す」の意味・読み・例文・類語

自他じたともゆる・す

だれもがそうだと認める。「―・す第一人者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出 人間

精選版 日本国語大辞典 「自他共に許す」の意味・読み・例文・類語

じた【自他】 共(とも)に=許(ゆる)す[=認(みと)める]

  1. 自分他人もともに認める。だれでもがそうだと認めている。
    1. [初出の実例]「あの悪辣な人間を以て自他共(ジタトモ)に許(ユル)してゐる大井篤夫が、どうしてあんな芝居じみた真似をしてゐたのだらう」(出典路上(1919)〈芥川龍之介〉二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android