自励交流発電機(読み)じれいこうりゅうはつでんき(その他表記)selfexcited AC generator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自励交流発電機」の意味・わかりやすい解説

自励交流発電機
じれいこうりゅうはつでんき
selfexcited AC generator

励磁機なしで,自己の発生電力を整流し励磁を行う交流発電機電圧に比例する成分電流に比例する成分を合成して整流し,励磁を行うことによって,複巻特性をもたせて,負荷変動による端子電圧の変動を補償するようにしている。半導体整流器信頼度が向上したこと,励磁速応度が高いこと,および日常の保守点検が簡単であることなどの理由で増加した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android