半導体によってつくられた整流器。固体整流器ともいう。整流はかつて回転機やガス放電管を用いて行われていたが、固体の中で行うことができるうえ小型、軽量、長寿命で取扱いも容易な半導体整流器の出現によって、今日では回転機や放電管はほとんど用いられていない。半導体整流器には多結晶半導体整流器と単結晶半導体整流器がある。前者にはセレン整流器、亜酸化銅整流器、硫化銅整流器などがあり、後者にはゲルマニウム整流器、シリコン整流器などがある。多結晶半導体整流器は順方向の損失が大きく、逆耐電圧が低く、しかも許容温度も低いので、今日では単結晶半導体整流器、とくにシリコン整流器が広く用いられている。
[右高正俊]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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