提綱(読み)ていこう

精選版 日本国語大辞典 「提綱」の意味・読み・例文・類語

てい‐こう ‥カウ【提綱】

〘名〙
物事の根本法則となるものを提起すること。主要点をとり出すこと。また、そのもの。〔宋史‐職官志八・合班之制〕
② 仏語。禅宗大衆に対して、宗門綱要を説明すること。また、特に秉払(ひんほつ)の時、頭首(ちょうしゅ)らと禅客の問答一座終了するごとに、住侍が問答を評論すること。その言葉は「語録」などに記録される。提唱
※新札往来(1367)下「索語、提綱、自叙拈提、白槌等。事終畢」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「提綱」の読み・字形・画数・意味

【提綱】ていこう

提要

字通「提」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android