てい‐こう‥カウ【提綱】
- 〘 名詞 〙
- ① 物事の根本法則となるものを提起すること。主要点をとり出すこと。また、そのもの。〔宋史‐職官志八・合班之制〕
- ② 仏語。禅宗で大衆に対して、宗門の綱要を説明すること。また、特に秉払(ひんほつ)の時、頭首(ちょうしゅ)らと禅客の問答が一座終了するごとに、住侍が問答を評論すること。その言葉は「語録」などに記録される。提唱。
- [初出の実例]「索語、提綱、自叙、拈提、白槌等。事終畢」(出典:新札往来(1367)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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「提綱」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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