一代記(読み)イチダイキ

デジタル大辞泉 「一代記」の意味・読み・例文・類語

いちだい‐き【一代記】

君主の1代やある人の一生の事績を記録したもの。「親鸞上人の一代記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一代記」の意味・読み・例文・類語

いちだい‐き【一代記】

  1. 〘 名詞 〙 ある個人一生涯の事跡を記録した書。伝記。一代行状記。
    1. [初出の実例]「河津三郎が一代記を、京都にて書物に作りそが物がたりと申て」(出典:浄瑠璃・曾我五人兄弟(1699頃)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android