ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自己宛手形」の意味・わかりやすい解説
自己宛手形
じこあててがた
trassiert-eigener Wechsel, eigen-gezogener Wechsel
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…振出人が第三者(支払人)にあてて,受取人または手形の正当な所持人に,一定の金額(手形金額)を支払ってくれるよう委託した証券。約束手形とともに手形の一種であり,約束手形が,振出人みずからが支払うことを約束する形式の手形であるのに対して,為替手形は,振出人みずから支払うことを約束するのでなく,第三者に支払を委託する形式の手形である点で異なっている。また,小切手も,第三者に支払を委託する形式の証券であるが,主として現金代用物として用いられるため,(1)すべて一覧払いである,(2)支払人が金融機関に限られている,(3)引受け制度がない,などの点で為替手形と異なる。…
※「自己宛手形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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