コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

為替手形 かわせてがた

7件 の用語解説(為替手形の意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

為替手形

振出人が支払人にあてて、一定の日(満期日または支払期日)に一定の金額(手形金額)を受取人に支払うよう委託する有価証券のこと。たとえば、AにBと取引した売掛金がある場合、Cから商品を仕入れた際に、Bを支払人、Cを受取人とした為替手形を振り出せば、Aは取り立てと支払いの手間を省ける。振出人は手形の振出と同時に手形の主たる債務者となる約束手形とは異なり、為替手形は支払人は振出で自分が支払人と指定されているだけでは手形上の義務を負わず、引受をすることによってはじめて手形の主たる債務者となる。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
ASCII.jpデジタル用語辞典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

かわせ‐てがた〔かはせ‐〕【為替手形】

手形の振出人(発行者)が、第三者支払人)に委託し、受取人またはその指図人に対して一定の金額を支払ってもらう形式の手形。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

為替手形【かわせてがた】

発行者(振出人)が第三者(支払人)にあてて一定の金額の支払を依頼する形式の手形。支払人は手形引受けによって主たる支払義務者となり,手形はその信用により流通する。
→関連項目為替逆為替銀行引受手形割符荷為替手形引受拒絶証書

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

かわせてがた【為替手形】

振出人が第三者(支払人)にあてて,受取人または手形の正当な所持人に,一定の金額(手形金額)を支払ってくれるよう委託した証券。約束手形とともに手形の一種であり,約束手形が,振出人みずからが支払うことを約束する形式の手形であるのに対して,為替手形は,振出人みずから支払うことを約束するのでなく,第三者に支払を委託する形式の手形である点で異なっている。また,小切手も,第三者に支払を委託する形式の証券であるが,主として現金代用物として用いられるため,(1)すべて一覧払いである,(2)支払人が金融機関に限られている,(3)引受け制度がない,などの点で為替手形と異なる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

かわせてがた【為替手形】

発行者(振出人)が第三者(支払人)に対して、手形の所持人に一定の金額を支払うことを委託した手形。支払人は、引き受けを行うことで支払義務を負う。国際取引に使用されることが多く、外国為替手形といわれる。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

為替手形
かわせてがた
bill of exchange

発行者 (振出人) が,第三者 (支払人) にあてて一定の金額を受取人またはその指図人に支払うべき旨を委託する手形。その点,振出人がみずから支払うことを約束する約束手形と異なる。為替手形の振出人は本来支払いをしなければならない者ではなく,支払人が支払いを拒絶したときに償還義務を負うにすぎない。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

為替手形
かわせてがた

振出人が、第三者である支払人にあてて、受取人またはその指図人に一定の金額の支払いを委託する手形。手形要件などについては手形法(昭和7年法律20号)に定められている。為替手形は、振出人が支払人にあてた支払委託であって、これに応じて支払人が手形金額の支払義務を負担する行為が引受けであり、引受けをすることによって引受人となる。
 為替手形は裏書によって譲渡することができる。手形所持人が支払いを受けるには、支払人または支払担当者に支払いのための呈示をしなければならない。確定日払手形、日付後定期払手形、一覧後定期払手形にあっては、支払いの呈示は、支払いをなすべき日およびこれに次ぐ2取引日にしなければならない。なお、為替手形は、現金の直接輸送なしに遠隔地の債権者・債務者間の決済を容易に行うことができるため、国際間の決済によく利用される。[太田和男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の為替手形の言及

【署名】より

…これは,権力者の書記や公証人などの認証のない完全な私的書簡であるが,遠方の代理人や取引先に対する商業活動上の指令や約束を含んでいる。当時の商業的中心地であるイタリア―シャンパーニュ―フランドルを結んで発展した商業書簡は,やがて為替手形(手形)に発展した。各地で信用を得ていた銀行業者の署名は書記や公証人の認証がなくとも十分に通用したのである。…

【手形】より

…現在の手形制度は,後述にあるように中世におけるイタリアおよびその他の地中海沿岸地方の諸都市の両替商が発行した手形にその起源があるとされているが,日本でもすでに鎌倉時代には一種の証書が存在し,送金の用に供されていた。現在の手形には,振出人がみずから自己の債務支払を約束する約束手形と,振出人が支払人にあてて支払を委託する為替手形の2種類がある。小切手が金銭の代りをなすものとしてもっぱら支払手段としての機能のみを有するのに対して,手形は信用取引の円滑化という,より広範な経済的機能を果たしている。…

【飛銭】より

…中国,唐の憲宗時代に生まれ唐代後半期に行われた為替手形。便換ともいう。…

※「為替手形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

為替手形の関連情報