日本大百科全書(ニッポニカ) 「自治体CI」の意味・わかりやすい解説 自治体CIじちたいしーあい 企業で行っているCI(corporate identity)の手法を自治体に導入すること。自治体行政組織の活性化と、個性ある地域の創出や対外イメージの向上という二つの側面から、多くの自治体がCI導入をはかっている。たとえば、1991年完成の東京都新庁舎建設を一つの契機にして、都は88年から都庁や職員を自己変革する運動を始め、「緑のいちょう」の新しいシンボルマークを制定、一局一テーマ運動を展開した。また市町村のなかには、CI推進の運動をつうじて独自の課題を設定し、施策、施設づくりにいかしているものもある。[参照項目] | CI 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例