自然智(読み)ジネンチ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「自然智」の意味・読み・例文・類語

じねん‐ち【自然智】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。その人間に生来そなわっているすぐれた智慧(ちえ)。師の教えによって得たのではなく、自然に悟りをひらいた智。無師智。
    1. [初出の実例]「若嫌辺州闕学失、何況比蘇自然智也」(出典顕戒論(820)中)
    2. 「百日行ひ給ひければ、其法、忽に成就して、自然智(ジネンち)を得給ひて」(出典:太平記(14C後)一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む