デジタル大辞泉
「自然智」の意味・読み・例文・類語
じねん‐ち【自然×智】
仏語。その人間に生来備わっているすぐれた智慧。師の教えを受けないで、自然に悟りを開いた智。
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じねん‐ち【自然智】
- 〘 名詞 〙 仏語。その人間に生来そなわっているすぐれた智慧(ちえ)。師の教えによって得たのではなく、自然に悟りをひらいた智。無師智。
- [初出の実例]「若嫌二辺州闕学失一、何況比蘇自然智也」(出典:顕戒論(820)中)
- 「百日行ひ給ひければ、其法、忽に成就して、自然智(ジネンち)を得給ひて」(出典:太平記(14C後)一八)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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