自由恋愛(読み)ジユウレンアイ

デジタル大辞泉 「自由恋愛」の意味・読み・例文・類語

じゆう‐れんあい〔ジイウ‐〕【自由恋愛】

男女自分意志でする恋愛。自由な恋愛がよくないこととされていた時代に用いられた語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自由恋愛」の意味・読み・例文・類語

じゆう‐れんあいジイウ‥【自由恋愛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 男女双方の自由意志に基づいた恋愛。男女間の自由な恋愛が社会的に良くないこととされた時代に用いた語。
    1. [初出の実例]「先生が亡くなる前まで自由恋愛を遣ってゐたので、細君と三人の子供とは、別居をしてゐて」(出典:ル・パルナス・アンビュラン(1910)〈森鴎外〉)
    2. 「この自由恋愛と云ふ言葉を、普通の慣用法に従って放縦不覊の恋愛関係と解するならば」(出典:近代の恋愛観(1922)〈厨川白村〉再び恋愛を説く)
  3. 配偶者、婚約者以外の者との性行為が行なわれる際に、当人どうしの自由意志に基づくものとして表現する語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android