臭化t-ブチル(読み)シュウカブチル

化学辞典 第2版 「臭化t-ブチル」の解説

臭化t-ブチル
シュウカブチル
t-butyl bromide

2-bromo-2-methylpropane.C4H9Br(137.02).(CH3)3CBr.濃硫酸の存在下に,t-ブチルアルコール(2-methyl-2-propanol)に臭化水素酸を作用させると得られる.無色液体融点-16.3 ℃,沸点72.8 ℃.1.20.1.4283.水にほとんど溶けないが,加水分解速度は速い.この化合物反応多くSN1型反応で進行する.有機合成t-ブチル基の導入に用いられる.[CAS 507-19-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む