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臭化水素酸 しゅうかすいそさんhydrobromic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

臭化水素酸
しゅうかすいそさん
hydrobromic acid

臭化水素水溶液。実験室では硫酸に臭化カリウムを加えて製造する。無色ないし淡黄色であるが,空気,光によって褐色を帯びる。希酸,濃度の高い酸を蒸留すると,いずれも組成 47.63%の酸が残り,124.3℃の定沸点を示す。強酸。飽和溶液は0℃で 68.85%,25℃で 66%の臭化水素を含む。化学分析,有機合成に用いられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅうかすいそさん【臭化水素酸 hydrobromic acid】

臭化水素HBrの水溶液。臭化水素を水に溶かすと得られる。また,臭化カリウム水溶液に硫酸を加え,75℃以下で作用させ蒸留すると臭素を含まない定沸点臭化水素酸が得られる。無色の強酸で,塩酸より酸化されやすいので,やや還元性を示す。0.1N溶液の電離度93.5%。水との共沸混合物は47.63%で沸点は124.3℃。最も濃厚なものは臭化水素82%を含み,その組成はおよそHBr・H2Oに相当する。塩素,濃硫酸を加えると臭素が遊離する。

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