興亜石油(読み)こうあせきゆ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「興亜石油」の意味・わかりやすい解説

興亜石油
こうあせきゆ

石油精製会社。1933年東洋商工として設立され,1941年に興亜石油と社名変更した。1949年にカルテックス・ペトロリアム原油の委託精製契約を結び,石油元売企業として精製販売を行なったが,1951年には販売を停止し精製専業会社となった。1998年に電力卸売事業にも参入したが,翌 1999年に日石三菱子会社となった(→ JX日鉱日石エネルギー)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android