日石三菱(読み)にっせきみつびし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「日石三菱」の意味・わかりやすい解説

日石三菱
にっせきみつびし

日本の元大手石油会社。1999年(平成11)4月、石油元売り第2位(当時)の日本石油と、同6位の三菱石油が合併して日石三菱が誕生した。2002年(平成14)6月新日本石油に社名変更。その後、新日本石油はジャパンエナジーと石油精製販売事業を統合・再編し、2010年7月にJX日鉱日石エネルギーとなった。2016年JXエネルギーに改称、翌2017年東燃ゼネラル石油と合併してJXTGエネルギー(2020年ENEOSに社名変更)となった。

[編集部 2018年12月13日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日石三菱」の意味・わかりやすい解説

日石三菱
にっせきみつびし

石油会社。1999年4月,日本石油三菱石油が合併して発足。同年 10月には原油調達,精製物流の部門コスモ石油との提携を発表するなど,業界の合理化と再編に積極的に取り組んだ。2002年に新日本石油に社名変更。2010年4月にジャパンエナジー親会社の新日鉱ホールディングスと経営統合して JXホールディングスを発足させ,同年 7月には新日本石油精製,ジャパンエナジーと合併して,JX日鉱日石エネルギーとなった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android