興勝寺
こうしようじ
[現在地名]大宮町字森本 闌戸
森本集落の北北東、木積丘陵の麓にある。山号南明山、臨済宗、本尊阿弥陀如来。
寺伝は永禄五年(一五六二)の創建、開山を頼諡心燈妙照禅師とする。興勝寺には土豪成吉越中守の位牌が二基あり、一基に「物故前越中太守円菴大規禅定門霊位」(表)、「天正二年甲戌七月十四日」(裏)とあり、もう一基は「興勝寺殿前越中刺史円菴大規大居士」(表)、「天正二年七月十四日」(裏)とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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