興野助九郎(読み)きょうの すけくろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「興野助九郎」の解説

興野助九郎 きょうの-すけくろう

1819-1865 幕末武士
文政2年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。郡吏,弘道館歌掛。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の乱に際し,松平頼徳(よりのり)にしたがって那珂湊(なかみなと)でたたかう。幕府軍に降伏後,上総(かずさ)東金村で元治2年4月4日処刑された。47歳。本姓加藤。名は成信。字(あざな)は道甫。号は槐庵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android