舎利礼文(読み)しゃりらいもん

改訂新版 世界大百科事典 「舎利礼文」の意味・わかりやすい解説

舎利礼文 (しゃりらいもん)

声明曲(しようみようきよく)の曲名。《舎利礼》とも称する。仏舎利を礼拝する意を示した〈一心頂礼万徳円満釈迦如来真身舎利……〉という詞章で,単純な曲節で唱えるが,詞章が短いので,3返,7返,15返など繰り返すのが普通である。その際に,初重(しよじゆう)・二重,三重と音域の高さを変えて唱えていく方式もある。逆にフシを付けずに素読みにする例もある。《涅槃会(ねはんえ)》(常楽会ともいう)や《仏生会(ぶつしようえ)》(誕生会,降誕会ともいう)に用いられる。
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