舎衛(読み)シャエ

精選版 日本国語大辞典 「舎衛」の意味・読み・例文・類語

しゃえシャヱ【舎衛】

  1. ( [梵語] Śrāvastī の訳 ) 釈迦の在世当時、北インドにあった憍薩羅(かまら)国の都の名。波斯匿プラセーナジット)王の統治下にあり、後に釈迦族はその子毘瑠璃王に亡ぼされた。都城南方の祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)著名。現在のウツタル‐プラデシュ州のサヘート・マヘート一帯にあたる。舎衛国。舎衛城。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android