舞納める(読み)マイオサメル

デジタル大辞泉 「舞納める」の意味・読み・例文・類語

まい‐おさ・める〔まひをさめる〕【舞(い)納める】

[動マ下一][文]まひをさ・む[マ下二]
舞い終える。最後の舞をまう。「神楽を―・める」
その場をうまく取りつくろう。
「どう言うて―・めるぞ」〈浮・禁短気・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「舞納める」の意味・読み・例文・類語

まい‐おさ・めるまひをさめる【舞納】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]まひをさ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙
  2. 舞い終える。舞をやりおおす。
    1. [初出の実例]「舞ひ出し、舞ひとむる所、舞台を三分一ほど後を残して、舞ひそめ、まいおさむべし」(出典:花鏡(1424)時節当勘事)
  3. 転じて、事をうまくおさめる。場をうまく取り繕ろう。
    1. [初出の実例]「どふいふて舞(マイ)おさめるぞ」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)五)

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